2016年5月10日火曜日

FIT 種類別再エネ買取電力量の推移(2015年12月まで)

再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の2015年12月末までの認定状況が公開されています。

固定価格買い取り制度 情報公表用ウェブサイト
http://www.fit.go.jp/statistics/public_sp.html

今回は、発電種別・買取電力量の推移を折れ線グラフにしてみました

再生可能エネルギー固定価格買取制度 種類別買取電力量の推移
Japan's FIT Renewable Electric Energy power

(画像クリックで大きく見られます)

折れ線グラフで見ると、各発電種別の傾向がよく分かります。太陽光、風力は季節による変動が大きく、太陽光では春から夏に発電量が大きく増加。風力は冬にピークが出てきます。

買取電力量では非住宅用太陽光(10kW以上)が飛びぬけて大きく、2015年は前年比2倍以上となりました。住宅用太陽光、風力は緩やかな増加にとどまっています。

バイオマスは一定のペースで増加しており、住宅用太陽光、風力に並ぶ電力量となってきています。バイオマスは季節に関係なく安定して発電できるため、運転開始施設が増えるにしたがってさらに買取電力量も伸びていくことになるでしょう。



関連ページ
固定価格買取制度 導入状況公表ページ
http://www.fit.go.jp/statistics/public_sp.html
資源エネルギー庁 なっとく!再生可能エネルギー:固定価格買い取り制度
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/index.html

当コラム内
2016年度のFIT再エネ賦課金は2.25円/kWhに決定
http://www.news.enestudy.com/2016/03/2016fit225kwh.html
再エネ固定価格買取制度 発電種別・買取金額の推移(2015年10月まで)
http://www.news.enestudy.com/2016/03/fit201510.html
2015年度の再エネ賦課金は1.58円/kWhに決定
http://www.news.enestudy.com/2015/03/2015158kwh.html
2014年度の再エネ賦課金が0.75円/kWhに決定
http://www.news.enestudy.com/2014/03/2014075kwh.html
関西電力 電気料金単価の推移(従量電灯、夜間料金)
http://www.news.enestudy.com/2015/10/blog-post.html
電気代の上昇について(値上げ、燃料費調整、再エネ賦課金)
http://www.news.enestudy.com/2014/02/blog-post.html
固定価格買い取り制度・FIT
http://www.news.enestudy.com/search/label/%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E8%B2%B7%E5%8F%96%E5%88%B6%E5%BA%A6%EF%BC%88FIT%EF%BC%8

2016年4月15日金曜日

電力自由化:オール電化家庭は電力切り替えに注意!

いよいよ2016年4月から電力自由化が始まりました。自分にあった電力プランが選べるのが電力自由化の特徴ですが、オール電化の家庭には注意が必要です。

オール電化では基本的に夜間の割安な電気で熱を作り、溜めておきます。夜間にエコキュート、電気温水器でお湯を沸かしたり、蓄熱暖房で熱を蓄えたりするもので、オール電化のご家庭にはこれらの設備が備えられているはずです。しかし、新電力でオール電化向けの夜間が安いプランを出しているところはほとんどありません。夜間の湯沸し、蓄熱には大量の電気が必要で、オール電化のご家庭が夜間料金の設定がない新電力へ切り替えすると大幅に電気代が上がることになります。

また、多くの大手電力会社でも4月から従来のオール電化向けプランを見直しています。

電力自由化とオール電化 東京電力 新旧オール電化向けプラン比較
http://www.news.enestudy.com/2016/01/blog-post_13.html

オール電化向けプランの見直しでは、夜間料金の値上げ、夜間時間帯の変更、オール電化割引の廃止等が行われており、従来メニューよりも割高になっています。既契約者は今までの契約を継続することができますが、電力会社によっては従来メニューは受け入れ停止となっており、新電力等に切り替えするともう元のプランには戻れなくなる場合があります。

関西電力はオール電化の家庭向けに切り替えに関する注意ページを作成しています。


オール電化住宅(「はぴeプラン適用」)にお住まいのお客さまへの重要なお知らせ
https://kepco.jp/all-electric-housing

現在のところ、すでにオール電化にしているご家庭では料金単体、割引面で既存メニューが最もお得なプランとなっています。オール電化家庭は電力切り替えに十分ご注意ください。


関連ページ 当コラム内
電力自由化とオール電化 東京電力 新旧オール電化向けプラン比較
http://www.news.enestudy.com/2016/01/blog-post_13.html
東京電力の家庭向け新料金プラン スマート契約について
http://www.news.enestudy.com/2016/01/blog-post.html
電力自由化 四国電力の新料金プラン
http://www.news.enestudy.com/2016/01/blog-post_15.html
四国電力 電気料金単価の推移(2016年5月まで)
http://www.news.enestudy.com/2016/04/20165_12.html
関西電力 電気料金単価の推移2016年5月まで(従量電灯、夜間料金)
http://www.news.enestudy.com/2016/04/20165.html

2016年4月12日火曜日

四国電力 電気料金単価の推移(2016年5月まで)

前回の関西電力に引き続き、四国電力の電気料金単価の推移グラフを更新しました。


*夜間料金は2016年3月までに契約分
燃料費調整単価、再エネ・太陽光賦課金、消費税込

四国電力の燃料構成は2014年度で石炭が56%、石油19%、LNG8%。石炭の割合が多く石油、LNGが少ないため、最近の石油、LNG安の影響を受けにくくなっています。2016年5月の燃料費調整単価は関西電力が-3.00円/kWhなのに対し、四国電力は-1.61円/kWh。それでも消費税増税、再エネ賦課金の上昇を抑えられていて、料金単価は2015年4月の消費税増税前の水準になってきています。特に元々の単価が安いオール電化向けの夜間料金には恩恵が大きくなります。

ただし、このグラフの夜間料金は2016年3月までに契約した家庭の単価です。4月以降は旧メニューへの新規契約ができなくなりました。新メニューでは夜間料金は大幅に値上がりしていますのでご注意を。


関連ページ
四国電力 よんでんグループ環境関連データ集2015
P2 電源別発受電電力量構成比
http://www.yonden.co.jp/energy/environ/data/pdf/01.pdf
四国電力 燃料費調整単価表
http://www.yonden.co.jp/kouri/menu/calcul_pay/nencho_tanka/

当コラム内
関西電力 電気料金単価の推移2016年5月まで(従量電灯、夜間料金)
http://www.news.enestudy.com/2016/04/20165.html
2016年度のFIT再エネ賦課金は2.25円/kWhに決定
http://www.news.enestudy.com/2016/03/2016fit225kwh.html
電力自由化 新電力と燃料費調整単価
http://www.news.enestudy.com/2016/02/blog-post.html
関西電力 電気料金単価の推移(従量電灯、夜間料金)
http://www.news.enestudy.com/2015/10/blog-post.html
関西電力の電気代再値上げについて
http://www.news.enestudy.com/2015/06/blog-post.html
四国電力の電気料金単価の推移(従量電灯・夜間電力)
http://www.news.enestudy.com/2015/03/blog-post.html
電気温水器からエコキュートへの入れ替えによる節電効果
http://www.news.enestudy.com/2014/11/blog-post.html
四国電力の値上げについて(通常料金とオール電化)
http://www.news.enestudy.com/2013/08/blog-post.html
電気代の上昇について(値上げ、燃料費調整、再エネ賦課金)
http://www.news.enestudy.com/2014/02/blog-post.html
エネルギーの価格 (灯油、都市ガス、プロパンガス、電気)
http://www.news.enestudy.com/2013/11/blog-post.html


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2016年4月1日金曜日

関西電力 電気料金単価の推移2016年5月まで(従量電灯、夜間料金)

5月からのFIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)賦課金の上昇により、電気代が上がるという報道がされています。では実際、どのくらい変化があるのでしょうか?関西電力の電気料金推移グラフを更新してみました。

以前の記事はこちら↓
関西電力 電気料金単価の推移(従量電灯、夜間料金)
http://www.news.enestudy.com/2015/10/blog-post.html

関西電力 家庭向け電気料金単価の推移(2016年5月まで)

2005年1月~2016年5月 燃料費調整単価、消費税、太陽光・再エネ賦課金を含む
(クリックで大きく見られます)

関西電力では、2011年の震災後、2013年5月に1回目の値上げが行われました。2014年4月に消費税増税、2015年6月、10月には2回目の値上げ。この際には夏場の電気代上昇の影響を抑えるため、2段階に分けて値上げが実施されました。

2015年に2回にわたって値上げが行われたわけですが、グラフでは値上げの影響が見られません。FIT賦課金の上昇も目立ちません。これは、原油、LNG価格が下落し、「燃料費調整単価」が低く推移したためです。2016年5月の燃料費調整単価はマイナス3円/kWhで前月比0.47円/kWh安くなりました。これによりFIT賦課金の上昇の影響も抑えられています。

燃料費調整、FIT賦課金を考慮すると、2016年5月の電気料金単価は前年同月(2015年5月)と比較して0.99~1.23円/kWh安くなっています。電気料金は値上げ前と比べても安くなっており、家庭にとっては燃料安の恩恵といえるでしょう。


関連ページ
関西電力 電気代の値上げについて(平成27年5月)
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2015/__icsFiles/afieldfile/2015/05/18/0518_1j_01.pdf
関西電力:電気料金の値上げについて(平成25年4月)
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2013/__icsFiles/afieldfile/2013/04/02/0402_1j_01_1.pdf

当コラム内
2016年度のFIT再エネ賦課金は2.25円/kWhに決定
http://www.news.enestudy.com/2016/03/2016fit225kwh.html
電力自由化 新電力と燃料費調整単価
http://www.news.enestudy.com/2016/02/blog-post.html
関西電力 電気料金単価の推移(従量電灯、夜間料金)
http://www.news.enestudy.com/2015/10/blog-post.html
関西電力の電気代再値上げについて
http://www.news.enestudy.com/2015/06/blog-post.html
四国電力の電気料金単価の推移(従量電灯・夜間電力)
http://www.news.enestudy.com/2015/03/blog-post.html
電気温水器からエコキュートへの入れ替えによる節電効果
http://www.news.enestudy.com/2014/11/blog-post.html
四国電力の値上げについて(通常料金とオール電化)
http://www.news.enestudy.com/2013/08/blog-post.html
電気代の上昇について(値上げ、燃料費調整、再エネ賦課金)
http://www.news.enestudy.com/2014/02/blog-post.html
エネルギーの価格 (灯油、都市ガス、プロパンガス、電気)
http://www.news.enestudy.com/2013/11/blog-post.html

2016年3月29日火曜日

電力メニューの選択に!電気使用状況を見える化 電力モニター「はやわかり」の紹介


電力自由化で様々な家庭向け電力プランが登場しています。時間帯別やピーク時電力で料金が変わるなどプラン選びには自分の家庭の電気使用状況を知る必要があります。こういったときに役に立つのが電力量モニター。今回紹介する「はやわかり」は簡易型のモニターでイギリスの「owl」という製品の日本版です。

「はやわかり」製品概要
http://www.lean-energy.net/our-service

分電盤にセンサーを取り付けするので、分電盤や配線の形状によっては使用できない場合があります。

「はやわかり」取付方法、取付が難しいブレーカーとその対処法
http://www.lean-energy.net/our-service/how-to

「はやわかり」のモニターでは、現在の使用電力が6秒単位で数字で表示されます。電化製品のオンオフで使用電力がすぐに表示に反映されるため、各機種がどのくらい電気を使うのか知ることができます。また、アラーム機能で指定した使用電力(KW)以上で警告音を鳴らすという設定できますので、最大電力で基本料が変わる「スマート契約」等での節約、契約アンペアの見直しにも有効でしょう。

東京電力の家庭向け新料金プラン スマート契約について
http://www.news.enestudy.com/2016/01/blog-post.html

使用電力のデータは本体に蓄積されており、パソコンとつなぐと1分毎の数値データを見ることができます。



↑こちらはオール電化の家庭の10/24の1時間毎の電気使用量。「はやわかり」付属ソフトの表示。深夜2~3時にエコキュートのピークが出ています。


電気温水器とエコキュートの電気使用量
http://www.news.enestudy.com/2013/06/blog-post.html

以前、掲載した電気温水器とエコキュートの電気使用量比較も「はやわかり」で測定したものです。(上記グラフはデータを加工し作成)

注意点としては、詳細データが残っているのは30日分のみで、あとは上書きされてしまいます(パソコンでデータが見られるのは直近30日ぶんのみ)。また、前述の通り、分電盤や配線の形状によってはセンサーの取り付けができない場合があります。購入前に要件等をご確認ください。

少々難点もありますが、「はやわかり」は約1万円と安く、価格、機能を考えるとお勧めです。節電の効率化、家庭にあった電力プランの選択にご活用ください。


関連ページ
「はやわかり」販売元、Lean energy
http://www.lean-energy.net/our-service
電力量モニター「はやわかり」(owl)で冷蔵庫の消費電力を計る。
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/dedf306bc6b0581bac749d0892f8c748
新旧冷蔵庫の消費電力比較
http://blog.goo.ne.jp/fun_energy/e/f0892c901f165cce8b94d158157ccc6d

当コラム内
東京電力の家庭向け新料金プラン スマート契約について
http://www.news.enestudy.com/2016/01/blog-post.html
電気温水器とエコキュートの電気使用量
http://www.news.enestudy.com/2013/06/blog-post.html
電気温水器からエコキュートへの入れ替えによる節電効果
http://www.news.enestudy.com/2014/11/blog-post.html

2016年3月18日金曜日

2016年度のFIT再エネ賦課金は2.25円/kWhに決定

再生可能エネルギーの固定価格買取制度における2016年度の賦課金単価が2.25円/kWhに決定しました。

経済産業省 再生可能エネルギーの平成 28 年度の買取価格・賦課金単価を決定しました
http://www.meti.go.jp/press/2015/03/20160318003/20160318003.pdf

賦課金単価は2015年度の1.58円/kWhから0.67円/kWhの増加となりました。賦課金は再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)にかかる費用で、原則、全ての電力使用者が負担し、電気代に上乗せされて回収されます。新電力に切り替えしても同額です。電気使用量が300kWh/月の世帯では675円/月(前年度比+201円/月)の負担となります。

2012年度の制度開始時点では0.22円/kWhだった賦課金は、太陽光などの急激な普及拡大とともに増加し4年間で約10倍となりました。FIT賦課金は今後も上昇を続けることになります。この価格帯になると、賦課金の負担の必要がない自家消費、蓄電利用もこれから活発になってくるでしょう。



関連ページ
固定価格買取制度 導入状況公表ページ
http://www.fit.go.jp/statistics/public_sp.html
資源エネルギー庁 なっとく!再生可能エネルギー:固定価格買い取り制度
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/index.html

当コラム内
再エネ固定価格買取制度 発電種別・買取金額の推移(2015年10月まで)
http://www.news.enestudy.com/2016/03/fit201510.html
2015年度の再エネ賦課金は1.58円/kWhに決定
http://www.news.enestudy.com/2015/03/2015158kwh.html
2014年度の再エネ賦課金が0.75円/kWhに決定
http://www.news.enestudy.com/2014/03/2014075kwh.html
関西電力 電気料金単価の推移(従量電灯、夜間料金)
http://www.news.enestudy.com/2015/10/blog-post.html
電気代の上昇について(値上げ、燃料費調整、再エネ賦課金)
http://www.news.enestudy.com/2014/02/blog-post.html
固定価格買い取り制度・FIT
http://www.news.enestudy.com/search/label/%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E8%B2%B7%E5%8F%96%E5%88%B6%E5%BA%A6%EF%BC%88FIT%EF%BC%8

2016年3月7日月曜日

再エネ固定価格買取制度 発電種別・買取金額の推移(2015年10月まで)

再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の2015年10月末までの認定状況が公開されています。

固定価格買い取り制度 情報公表用ウェブサイト
http://www.fit.go.jp/statistics/public_sp.html

今回は、発電種別・買取金額の推移グラフを更新しました。

再生可能エネルギー固定価格買取制度 種類別買取金額の推移
Japan's FIT Renewable Electric Energy payment

(画像クリックで大きく見られます)

2015年度の買取金額は10月末までで約9400億円。2014年度全体の買取金額約1億円に迫ってきています。非住宅用太陽光の伸びが大きく、2015年10月の非住宅用太陽光の買取価格は前年同期比約1.9倍となっています。

2015年10月の買取単価は全体平均で36.2円/kWh、非住宅太陽光は40.4円/kWhです。買取電力量が増えた上、買取単価はなかなか下がらず、負担が大きくなってきています。FITは来年度(2016年度)から大きく制度が変わります。想定以上に負担が大きくなっていることが制度変更へと動いた大きな要因でしょう。


関連ページ
固定価格買取制度 導入状況公表ページ
http://www.fit.go.jp/statistics/public_sp.html
資源エネルギー庁 なっとく!再生可能エネルギー:固定価格買い取り制度
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/index.html

当コラム内
http://www.news.enestudy.com/search/label/%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E8%B2%B7%E5%8F%96%E5%88%B6%E5%BA%A6%EF%BC%88FIT%EF%BC%89