2013年11月13日水曜日

エネルギーの価格 (灯油、都市ガス、プロパンガス、電気)

家庭用のエネルギーとしては、電気、ガス、灯油などがあります。それぞれに用途や価格は異なりますが、エネルギーの価格としてはどのくらいなのか計算してみます。

エネルギーの単位について(kWとkWh)」でも書きましたが、J(ジュール)、cal(カロリー)、電気に使われるkWh(キロワット時)などの単位はこれらは「エネルギー量」として、変換して比べることができます。

1cal=4.184J
W=J/s
Wh= W x h = J/s x 3600s = 3600J
1kWh=3.6MJ

ここでは発熱量の単位をMJで統一して比較します。

(ガス、電気などの料金は地域や会社・契約内容によって大きく異なります。今回は上の表の価格と仮定して計算しています)

1MJ当たりのエネルギー価格が最も高いのが電気の通常料金。ヒートポンプではない電気温水器や電気暖房機器を通常料金で使うということは他のエネルギー源と比較して割高に。灯油と電気の深夜料金はほぼ同等。

ただし、1のエネルギーで3の熱を得ることができるヒートポンプ(cop3)のエアコンや給湯器の場合、同じ熱量を得るのに1/3の価格で済むことになります。この場合、電気の深夜料金は際立って安い(保温等を考えない場合)。

参考
電気温水器とエコキュートの電気使用量
http://www.news.enestudy.com/2013/06/blog-post.html

繰り返しになりますが、電気・ガスなどの価格は地域等により大きく異なります。また、電気代の値上げなどのようにエネルギー状況により大きく変化することも。省エネと光熱費削減は必ずしも一致しないということも考慮する必要があります。



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